XDrive2
エッセイ マイホーム 趣味 フォト アルバム お気に入り

 

楽天フリマにて、XDrive2なるものを購入してみた。

これは何かって言うと、デジカメヘビーユーザーを対象とした、メディアバックアップ装置なのだ。以前知人の結婚式でCFを512MB×2枚でトライしたが、100枚ほどで2枚とも使い切って後半我慢我慢の撮影となってしまった。
こいつがあればシャッター押し放題!・・・ただしカメラ側バッファの許す限り。(ああ、D70欲しいよ。)

実は、手持ちのLet's note CF-A1R や CF-L1EA の換装前についていた6Gとか8GのHDDではきちんと動作しないらしい。ということで、現在20GBのHDDを注文している。今回は使用する前にマッタリと、どういうものかを見極めたいと思う。
本体外観

HDDが入っていない状態だと結構軽い。
右下にCF/MDのスロットが、左下にその他のスロットが見える。USBメモリからも食ってくれるとうれしいのだが、ホストコントローラの実装が大変なのだろう。
まだ電源を入れたことが無いのでLCDに同のように出るのか不明。Xをかたどった外観は、アメリカンを感じるが、12,800円の安さなので文句は言えない。
Powerボタンで起動のON/OFF,Copyボタンでコピーをするのだろう。

本体裏面

CEロゴとFCCロゴの下には小さくMade in Taiwanと書かれている。

蓋を外したところねじのところはにはシーリングのための部材がついていたが、この蓋の周囲も自分でシーリングしておいたほうがよさそうだ。
フィルムケーブルの先にIDEコネクタが取り付けてあり、HDDは青いプラ筐体にがっちり包まれることになる。外部からの衝撃には弱そうなので、自分でウレタンシートか何かを蓋との間に挟んでおいたほうが安全だと思われる。
HDDの下にリチウムイオンバッテリーがきれいに収まっている。松下製とのことだが、それは内部セルだけのようだ。
バッテリーには、日本製のセルを台湾で組み立てたと書かれている。
手持ちのCF-T2のバッテリーを見ると4セルで4.4AHと書かれているので、1セルに満たない容量だ。PC用ではなく、携帯電話用ではないかと思われる。
バッテリーを取り外したところ、VOIDシールはただのテープに切込みが入ったもののようにも見える。
PHISONというのは台湾のチップベンダーだが、Webではデータシートはおろか概要もつかめなかった。が、中国語ではあるが確かに、Xdriveの絵が出ていたので、このチップはXdrive用にカスタマイズされており、このデバイスのボスであると思われる。
ISSIと書かれているのは非同期SRAM(256Mbit=32MByte)だった。Phisonチップの外部ワークメモリと思われる。もしかしたらALiチップとの間のキャッシュかも知れない。
もう一枚のメモリの実装は省かれている。
ALiのチップはIDEとUSB2.0のインターフェース変換を行うチップだ。
つまり、この装置は、
・7in1の各種メディアリーダー機能
・USB2<->IDEのインターフェースコンバート機能
に毛を生やしてメディア->IDEも可能にしたということではないだろうか。
外部コネクタ周辺。コイルが2つある。USB2.0のノイズ対策なのか?
レギュレータのようなものも見えるが、電気には弱いのでノーコメント。
とうとうVOIDシールを破って取り出してしまった。
保証切れました。まだ電気も入れてないのに。
LCDの真上にLCDコントローラが見えます。
その右にあるのはフラッシュメモリです。恐らくファームウエアが鎮座しているものと思われます。位置的にはALiチップの裏側なのですが、多層基板なので近いから必ずしもそいつが使っていないと思われます。
PHISONチップが使っているものとしないと全体が成り立たないのでそうしておきます。
備品一式。HDD早く来ないかな。

ホーム