気密検査
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気密検査が2003/3/13に行われました。これを合格して第2回中間金を支払う約束です。


白いのはシリコンでしょうか?


屋根材の釘跡にも。ウレタン充填とシリコンで気密性を上げています。監督さんの話では「初めてだったので手引書に書いてある部分を全て入念にした」とのこと。


なんかすごいですね。気密性測定機だそうです。


気圧が下がるまで慎重に見守ります。


おお。こんなところからスース−風が。玄関土間の基礎パッキンの周囲。
冬場はウレタンの発泡性が悪く難しそうです。


もう一つ床下収納庫のわずかな隙間からも。いやもう十分ですよ。トステムさん・ニッケンさん。
気密性のほうは0.5cm2/m2前後の値が出て一発合格となりました。おめでとうございます。

さて、本ページを読んだ知り合いの方から質問が来ました。
 >ところで,密閉なのに,24時間換気っていうのがわからない。
いや確かに、気密性が高いのにわざと穴をあけて換気してたら何やっているのかわからないと言う意見はわかります。
気密性を高くする理由は、換気による熱損失を無くし、冷暖房の効果を高める(省エネ)ことがほとんどだと思います。しかし、気密性が高すぎると室内の空気が汚れます。だから換気を計画的にするのです・・・というのはちょっと押しが弱いですね。
私が高気密&計画換気に共感したのは室内を負圧にすることで、空気の流れが心臓を流れる血液のように一方通行になるから、壁体内で結露して見えないところで家が劣化するのを防げるという点によります。
換気システムにより室内が負圧になりますから、わずかな隙間があったとしてもそこは外気の導入口になります。あんまり隙間が多いとショートして全室均一に換気できませんから問題ですが。夏場は確かに外気のほうが湿度が高いのですが、冬場のほうが室内外の温度差が激しく、生活による水蒸気もありますから結露は冬場を中心に考えてよいと思います。
余談になりますが、吸気口とエアコンの位置を近づけたほうが吸気した空気がエアコンの風とすぐ合流して快適だと思っていました。トステムさんはそうすると夏場に吸気口で結露して水滴が垂れたことがあるので、適当に(1,2m程度)離した方が良いと教えてくれました。

実際の効果はまだ体験できていませんが、換気システムはエンジンオイルのようなものだと思います。つまり、適用(交換)しなくても見た目そんなに変わらないが、じわじわと家(エンジン)の性能・寿命に影響すると。

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